視力訓練の方法・研究館

視力訓練法によって、仮性近視から視力0.01レベルの強度近視が視力回復する方法を探るとともに、急激な視力低下や疲れ目を解消する対策法を解説します。

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遠くを見る視力訓練とは?〜遠方凝視法

遠くを見る視力訓練法は、もっともポピュラーな近視回復法かもしれません。目と視力のことをあまり知らない人でも、星を見ればいいとか、遠くの景色を見ればいいと、知っていますよね。

アフリカでは、つねに遠方を見ているために、視力4.0とか6.0は当たり前なのだそうです。視力1.2というと日本では、すごく目がいい人になりますが、アフリカでは近視とみなされるそうです。

遠くを見る視力訓練は、遠方凝視法とか望遠訓練といわれます。
この視力回復の原理は、眼科のワックという機械や、民間の視力回復訓練機でも採用されています。また東京視力回復センターでは、中心的な目の訓練法であり、「室内凝視訓練法」として行なわれています。

遠くを見るための視力回復トレーニングは、たんに遠くの一点を「見よう」という意識を持って凝視する方法が、まずあります。このように遠くの指標を明視しようとすることで、毛様体筋を弛緩・リラックスさせ、水晶体を薄くするように努めるのです。

そのほか一旦寄り目になって、目の前に立てた指先を見てから、遠くを見る視力訓練の方法もあります。近くを短時間見て、そのあと遠くの視力検査表のランドルト環などを長時間見つめるのです。こちらのほうが、いきなり遠くを見るよりも、より一層毛様体筋を弛緩できるといわれています。

たとえば手をぎゅっと強く数秒間にぎってから、パッと開いて力を抜いたほうが、いきなり手の力を抜くよりも、弛緩しやすいようなものですね。これを遠くを見るときの、毛様体筋の弛緩に応用するわけです。

そのほか近くと遠くを、もっと短時間に往復する水晶体体操法とか遠近体操法といった視力改善訓練があります。たとえば3秒ずつ遠近を交互に眺めたり、1秒ずつ交互に見比べたりといった目のエクササイズです。

遠くを見ることと近くを見ることの間隔が狭いほど、たんに毛様体筋を弛緩させて水晶体を薄くする作用だけではなく、毛様体筋の筋力アップという要素が入ってきます。近視とは、つまり目の運動不足ですから、この方法を遠法凝視法に併用すると、筋力強化でき、疲れ目が解消され、近視を予防することになります。

ダイエットで筋肉をつけると、基礎代謝がアップするために、太りにくくなることと同様に、毛様体筋が強化されれば、急激な視力低下の危険性が少なくなるということです。

遠くが見えないと悩んでいる人、学校の黒板の文字が後ろの席から、ぼやけてよく見えないという人は、遠方凝視法や水晶体体操法という二つの視力訓練法に挑戦してみましょう!

遠くを見る方法は、べつに目を凝らすだけではありません。
受験勉強やゲーム機に熱中したあと、目が乾いたり、目がチカチカしたり、しょぼしょぼしたり、目が痛いことがあるかもしれません。そういうときに、遠くの一点を凝視しようとすると、目の疲れがますます増大し、眼精疲労を招きかねません。

そこで遠くを見るための、別の方法を使います。
といっても誰でも近業作業のあとに、疲れ目解消として無意識に行なっている方法です。それは遠くを広い視野で、ぼんやりとながめることです。近くを見ているときは、狭い教科書や参考書の範囲しか見ていないことが多いので、視野が狭くなりがちです。このことが急激な視力低下の一因になったりするのです。

なので遠くを見る視力訓練法の正しいやり方とは、まず遠くをぼんやり眺めて、視野を回復させて、外眼筋を含めた目の筋肉を全体的にリラックスさせます。これが準備運動になります。

その次の段階として、遠くの一点をじっとみる遠方凝視法を行なうとよいでしょう。このとき、まばたきを忘れないようにします。そして最後に整理体操として、またぼんやりと遠くを見るようにするのです。

なお遠くを見る視力回復トレーニングは、小学生の仮性近視や屈折性近視に、とくに有効です。しかし視力0.01というような強度の近視の人であっても、疲れ目の仮性の部分に関しては、それによって視力低下していたとしたら、そのぶんは遠くを見る視力訓練によって、視力アップが望めます。

またたとえ視力0.1以下の極度の近視・近眼であっても、遠くを見ることが主体の生活を送ったり、長い年月をかけて遠くを見続ける習慣を持った場合は、脳の可塑性によって、遠くが見やすい目、つまり眼軸が元に戻っていく可能性があります。

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